長い間歩けない 脚が痛い間欠跛行(かんけつはこう)

間欠跛行とは

間欠跛行、あるいは間欠性跛行というのは、歩き始めは痛みはないけれど、

歩くにつれて、だんだんと下半身がジンジンしびれたり、鈍い痛みが発生して歩けなくなる。でも

休むとまた歩けるというのを繰り返す状態の事です。

下半身が冷たく感じて、動きにくく感じたりすることもあるようです。

 

なぜこういう事が起こるかというと、

原因と考えられる疾患があります。

主に、腰部狭窄管狭窄症や、閉塞性血栓性血管炎、閉塞性動脈硬化症などが考えられます。

 

どうして休むと楽になるのか。

歩き続けていると、下半身のしびれや痛みを感じるようになるわけですが、

下半身の痛みやしびれは、どこから発生しているのでしょうか?

 

しびれという症状が出るという事は、

どこかで神経が、何らかの原因で圧迫されていると考えられます。240763

 

下半身の神経は、脊骨でも一番下の方の仙骨の辺りから下肢へと伸びています。

仙骨というのは、お尻の後ろの真ん中の平べったい骨ですね。

 

間欠跛行のある人というのは、お尻の筋肉が非常に硬かったり、腰の筋肉が硬かったりする傾向にあります。

硬くなった筋肉に神経が圧迫されているから神経がしびれていると考えられます。

 

また、神経の圧迫が骨によって起こっている場合もあります。

仙骨は骨盤にくっついていて、骨盤と仙骨の部分は、仙腸関節といわれて可動域があります。

この部分で骨盤と脊骨とがくっついているのでとても大事な部分ですが、

下半身と脊骨とをつなぐ大事な部分の割には、骨はこの仙腸関節でしかくっついていないというのは、

安定に欠けると思いませんか?

 

安定に欠ける分、

骨盤やおしり、太ももの筋肉や腰、おなかの筋肉、こういったところの筋肉が

総合的に頑張って、この仙腸関節の動きをカバーしていることになります。

 

反対に考えると、お尻や骨盤、腰回りの筋肉など、仙腸関節を支える筋肉が硬すぎたり、

アンバランスがあると、仙腸関節の傾きにも異常が生まれます。

影響が出やすいということですね。

 

つまり仙腸関節が、左右どちらかに傾いてしまったり、角度が異常になってしまったりします。

その結果、仙骨にあいている穴から神経がでて、下半身へ伸びているのですが、

この穴の角度にも異常が生まれて、神経が圧迫されてしまったりするのです。

 

ですから、間欠跛行を起こしやすい疾患を持っていても、持っていなくても

骨盤周囲の筋肉の状態を整えることで、

神経の圧迫を防ぐことが可能で、痺れや痛みを軽減することができます。

 

また、痛みの発生部分と考えられる筋肉の状態を良くすることは、

間欠跛行でお悩みの方にはぜひ頑張ってほしいことなのです。

間欠跛行の原因となる疾患は、年齢の高い方に多くみられる疾患という事もあり、

「筋肉が硬い」「歩き方など体の使い方の癖が強い、長い」「身体の中の循環が悪く、疲労物質がたまりやすい」

ということが、間欠跛行が出る原因とも言いかえられます。

 

これらの3項目をしっかりと改善する事が出来れば、

歩く辛さが、軽くなってきますよ。

 

予防&ケア1 筋肉の硬さをとる

筋肉を柔らかくしたいので、反対に硬くなる要素をまずはチェックしてみましょう。

・動かない、あるいはよく動くのに、疲労を回復できていない

・冷えているなど循環が悪い

・内臓の動きが悪い

・ストレスが多い

 

これらは筋肉を硬くしてしまうのだなと認識することが大切です。

そして出来る事からこういったマイナス要因を減らしていきましょう。

筋肉のケアとして、

*ストレッチや、反復動作で筋肉をほぐす、軽く運動する。

呼吸を止めずに軽めの運動やストレッチがお勧めです。

今回は最後にお尻の筋肉のストレッチをご紹介していますので参考にしてくださいね。

前かがみの姿勢が多い人は、反対の反らす動きだったり、

右側へ身体を向ける事が多い人は反対へねじる動きだったりを、息を吐きながら反復して行います。

そうすることで、筋肉のアンバランスを減らしていきます。

 

*お風呂に浸かり、ゆったりする

温めて筋肉を柔らかくするのと循環を上げる効果だけでなく、熱すぎないお湯にゆったり浸かり頭をからっぽにする時間を

1日5分はせめて持ちたいですね。

そうすると副交感神経が有効になり、ストレス発散になりますし、その後直ぐ寝れば睡眠の質も上がります。

 

*マッサージする

筋肉を柔らかくしたり、疲労物質を早く除去したりとアロマにはいろいろな効果が期待できますので、そういったオイルを塗ってマッサージしてもいいですし、

他にももっと簡単に筋肉を柔軟にできる「みずぽっとケア」方法もあります。

 

何も塗るものがなくても、例えばお風呂でせっけんで身体を洗うついでに、硬い筋肉を擦ってみたりするのも効果があるのですよ~。

脚のように手でつかめるようなところなら、親指と人先指の横を押しつけてこすり上げてきてもいいですし、

グーを作った時に手の甲にできる指の関節のごつごつを利用して、筋肉をこすると楽に、ほぐすことが出来ます。

あるいは、いつもより強めで熱めのシャワーを硬い筋肉に20~30秒あてて刺激してあげるのもいいんですよ。

 

予防&ケア2 身体の使い方の癖を減らす

身体を動かす時の癖は、自分ではなかなか気付けないし、やめにくいものですね。

もし、お仕事の環境や家事の環境で、いつも右側へ身体を傾けて作業する事が多いなど、

わかるものがあればそれは改善していきたいですね。

テレビを見る時間が長いのに、いつも同じ場所で同じ方へ腰をひねって見ているという人も結構多いので気をつけてみてください。

 

癖を排除するのも大事ですが、これはご自分だけでは難しいですし、出来てしまったからだの癖をニュートラルに戻すというのもとっても大切です。

どうやって戻すのかというと、

先ほどご紹介した、ストレッチのところで、いつもと反対に反復動作をするというのも一つの戻す方法です。

 

そして、簡単な体操をご紹介します。家で5~10分くらい、脚を広げて立ちます。肩幅の2倍は最低開くくらい大きく開きます。

その状態で腕を走るときのようにふると、身体の軸が出来てきますので、どちらか一方に偏りがちな筋肉をニュートラルに近づけます。最初は5分位でいいので、昼、夕方、寝る前という風にこまめにやれると効果が高くなります。

肩の力を抜いて、頭をからっぽにして腕をふることも忘れずに☆

癖が強くて左右差が大きい人は、つま先の角度や脚の位置が左右で違う事があるので、

左右同じになっているかチェックしてから体操をしてください☆

 

予防&ケア3 身体の中の循環を上げて、疲労物質をためない

ケアの1と2を参考に、筋肉を柔軟にして、普段の生活やストレッチで動いていると循環も上がってくるはずです。

入浴も効果がありますしね。

でも、内臓が疲れていると、循環が上がりません。

ストレスもたまっていると循環が悪くなります。

 

内臓疲労をためないために、

暴飲暴食をしない、冷やすものをたくさん食べない、アルコールを控える、加工食品を多く取らない、よく噛んで食べるなどに気をつけましょう。

食事を取る時間や睡眠時間なども、今一度見直してみましょう。

 

歩く事が苦痛になってしまっては、毎日が本当に辛いですよね。

少しずつでも筋肉が柔軟になり、歩くことが楽になるように祈っています。

 

尚、ここで紹介しているストレッチやケア法について、わかりにくい時や痛みが出たりする時は

無理に行わないでください。

 

歩行時の痛みがどんどん強くなるなど、症状に変化が出た場合も医療機関を受診してください。

 

最後にお尻の筋肉をストレッチする方法をお伝えします。

呼吸を止めずに、無理ない程度におこなってください。痛みが出たらすぐに中止してください。

イスに浅くかけて行います。

横から見た図↓ 左のおしり~腰のストレッチです。 前から見た図↓

美幸太もも後美幸太もも後2

 

 

 

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