更年期をスピリチュアル視点で見ると「心と身体の転換期」

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更年期は「心と身体の転換期」―スピリチュアルな視点から見つめ直す

「最近、涙もろくなったな」「理由もなくイライラする」「これまで平気やったことが、急にしんどく感じる」

更年期にさしかかると、こんな変化に戸惑う方、多いんじゃないでしょうか。更年期というと、ホルモンバランスの変化という身体的な側面だけで語られがちです。でも東洋的な視点、そして少しスピリチュアルな視点から見てみると、更年期はただの不調の時期ではなく、人生の後半をどう生きるかを問い直す「転換期」として捉えることができます

今日は、身体と心のつながりを大切にするひふみ整体の視点から、更年期という時期の意味を一緒に考えてみたいと思います。

更年期に起こる身体と心の変化

更年期には、ほてり、発汗、不眠、疲れやすさといった身体的な症状に加えて、

気分の浮き沈みや不安感、意欲の低下など、心の変化も現れやすくなります。これらは女性ホルモンの変化が一つの要因として考えられますが、それだけでは説明しきれない部分もあるんです。

姿勢の崩れで呼吸が浅くなっていたり、忙しい毎日の中で自分の感情と向き合う時間が減っていたり。長年の生活習慣や身体の使い方の積み重ねが、ホルモンの変化と重なることで、不調として表面化しやすくなります。

つまり更年期の不調は、身体からの「そろそろ、立ち止まって自分を見つめ直してほしい」というサインとも言えるかもしれません。

身体は本来、一つの部位だけで完結しているものではなく、姿勢・呼吸・内臓の状態・自律神経・心の状態が、

互いに影響し合いながら働いています。更年期に感じる不調も、こうした身体全体のつながりの中で捉えていくことが大切です。

東洋的な視点で見る更年期

東洋医学では、身体には「気」というエネルギーが巡っていると考えられています。

気の巡りが滞ると、身体だけでなく心にも影響が出やすくなるとされます。古典的な東洋医学の考え方では、女性の身体は七年ごとに大きな節目を迎えるとされていて、更年期にあたる年代は、これまでのエネルギーの使い方を見直す時期とも位置づけられています。

更年期は、子どもを育てる、家庭を支える、仕事に打ち込むといった「外に向かうエネルギー」を多く使ってきた時期から、

少しずつ「内に向かうエネルギー」へと切り替わっていく時期でもあります。

この切り替わりがスムーズにいかないとき、身体は緊張や不調というかたちでサインを出しやすくなるんですね。

反対に、自分の内側に意識を向けて、呼吸や姿勢、生活のリズムを整えていくことで、気の巡りは少しずつ整いやすくなると考えられています。

自律神経の働きも、この気の巡りと深く関係しています。

緊張状態が続く交感神経優位な生活から、

休息やリラックスを司る副交感神経が働きやすい状態へと、

意識的に切り替えていく習慣が、更年期の心身のコンディションを整える助けになります。

経絡から考える更年期のケア

東洋医学では、身体には「経絡」と呼ばれるエネルギーの通り道があって、

更年期に関わりやすいとされる経絡の一つに「腎」の働きと関わりの深いラインがあります。

腎は東洋医学において、生命エネルギーの源であり、成長・発育・老化とも深く関わる存在とされています

加齢とともに腎の働きが変化していくのは自然なことで、この時期に足腰の冷えやだるさを感じやすいのも、こうした身体の仕組みと関係していると考えられています。

足首やふくらはぎ、腰まわりを冷やさないようにする、湯船にゆっくり浸かって身体を温めるといった習慣は、経絡の巡りをサポートし、

身体のコンディションを整える一つの方法として、昔から大切にされてきました。

特別なことをする必要はなく、日々の小さな積み重ねが、身体の巡りを助けてくれます。

スピリチュアルな視点:人生の後半への入り口

スピリチュアルな観点から更年期を見ると、この時期は「これまでの自分」から「これからの自分」へと移行していく、

人生の大きな節目だと捉えることができます。

多くの文化や伝統において、人生の後半は知恵や内面の成熟が深まる時期とされてきました。

若い頃は外の世界に意識が向きやすい一方、人生の後半になると、自分自身の内側にある本当の望みや価値観に気づきやすくなるとも言われています。

更年期に感じるイライラや涙もろさは、決して「弱さ」ではありません。

それは、これまで後回しにしてきた自分の感情や欲求が、ようやく表に出てこようとしているサインとも言えます。

この時期をただ「乗り越えるもの」として捉えるんじゃなくて、

「自分自身と改めて向き合う機会」として受け止めてみると、心の負担がふっと軽くなる方もいらっしゃいます。

これまで誰かのために時間もエネルギーも使ってきた方こそ、この時期に「自分は何を大切にしたいんやろう」「これからどう生きていきたいんやろう」と、静かに問い直してみることに、大きな意味があるのかもしれません。

心と身体を整えるためにできること

更年期の時期を穏やかに過ごすために、日常の中で意識できることをいくつかご紹介します。

深い呼吸を意識する 浅い呼吸は自律神経の乱れにつながりやすいとされています。

1日数分でいいので、鼻からゆっくり息を吸って、口から長く吐く呼吸の時間を作ってみましょう。

姿勢を見直す 猫背やスマートフォンの長時間使用は、首や肩に負担がかかりやすく、呼吸や気の巡りにも影響します。

背筋を伸ばして、肩の力をふっと抜く時間を意識的に作ってみてください。

腎のツボを優しく刺激する 東洋医学で腎の働きと関わりが深いとされるツボを、お風呂上がりなどにやさしく押してみるのもおすすめです。

  • 湧泉(ゆうせん)… 足の裏、指を曲げたときにできるくぼみのあたり。足の疲れやだるさが気になるときに。
  • 太渓(たいけい)… 内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。冷えが気になる方に。
  • 三陰交(さんいんこう)… 内くるぶしから指4本分上がったところ。女性の身体全体のコンディション整えに、昔からよく使われるツボです。

強く押す必要はなく、気持ちいいと感じる強さで、ゆっくり5秒くらいかけて押して離す、を数回繰り返すだけで十分です。

自分の感情を書き出す 頭の中でぐるぐる考えるより、紙に書き出すほうが、気持ちが整理されやすいものです。

「今日感じたこと」を数行でも書き留める習慣は、自分の内面と向き合う助けになります。

自然と触れる時間を持つ 太陽の光を浴びる、季節の移り変わりを感じる。そんな自然との関わりは、心を落ち着ける助けになると言われています。

一人の時間と感謝の時間を大切にする 誰かのためではなく、自分のための時間を意識的に確保することも、この時期には大切です。

眠る前に「今日良かったこと」を一つ思い出す習慣も、心を穏やかに整える助けになります。

睡眠のリズムを整える 就寝前のスマートフォン使用を控えて、決まった時間に眠りにつくこと。

これは自律神経のバランスを整えるうえで、基本となる習慣です。

おわりに

更年期は、身体のサインと向き合いながら、人生の後半をどう生きていくかを見つめ直す大切な時期です。

身体の状態を確認しながら、呼吸や姿勢、日々の過ごし方を少しずつ整えていくことで、この転換期を穏やかに迎える助けになるかもしれません。

不調を我慢したり、一人で抱え込んだりする必要はありません。

身体全体の状態を確認しながら、心と身体のコンディションを整えていく。

そんなサポートを、ひふみ整体では大切にしています。ご自身の身体と向き合うきっかけとして、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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