「三宮で胃の不快感と自律神経の乱れを相談したい方へ・東洋医学「肝」から考える」

胃の不快感が続くのは、 あなたが気にしすぎているからじゃありません。
整体師として23年、 のべ10万人以上の体と向き合ってきて、 そう確信しています。
食後、みぞおちのあたりが 重たく感じる。
緊張する場面になると、 胃がキュッと縮むような感覚がある。
大事な会議の前や、 人と会う約束の日は、 決まって胃の調子が悪くなる。
病院で検査を受けても、 「特に異常はありませんね」 と言われてしまう。
そんな経験はありませんか。
「気にしすぎなんだろうか」
「性格の問題なんだろうか」
そう、ご自身を責めていらっしゃる方に、 これまで数えきれないほどお会いしてきました。
でも、本当の理由は、 もっと別の場所にありました。
■ のべ10万人と向き合って、わかったこと
今でも覚えているお客様がいます。
30代の女性で、 「大事な場面になると、 決まって胃が痛くなるんです」 とおっしゃっていました。
その頃の私は、 お腹まわりを直接ほぐしたり、 姿勢を整えたりすることしか 知りませんでした。
施術のあとは、 「少し楽になりました」 と言っていただけます。
でも、しばらくすると、 またあの独特の、 胃が縮むような表情で いらっしゃるんです。
「なぜ、この方の胃は、 ここまで敏感に反応してしまうんだろう」
お腹という、 ひとつの場所だけを見ていては、 たどり着けない答えが あるように感じていました。
■ 転機は、東洋医学との出会い
転機があって、東洋医学の考え方を 取り入れるようになってから、 見え方がガラリと変わりました。
胃の不快感を訴える方の 多くに共通していたのが、
本当の理由は「肝(かん)」の バランスの乱れにあるかもしれない、 ということでした。
はい、また出てきましたね。肝。
肝臓の病気の話ではありません。
東洋医学でいう「肝」は、 体の中の巡りをスムーズに保つ働きを含む、 もう少し広い意味の言葉です。
■ 東洋医学でいう「肝」と胃の関係
東洋医学では、肝は 「気持ちや体の巡りを スムーズに保つ働き」 を担っていると考えられています。
この働きがうまくいっていると、 胃の働きも落ち着いて動きやすい、 とされています。
反対に、緊張やストレスが続くと、
肝の巡りが滞りやすくなり、 その影響が、隣り合う胃の働きにも 及びやすいと考えられています。
これは東洋医学で 「肝が胃の働きに影響する」 と昔から言われてきた関係で、
緊張すると胃が重くなる、 というのは、多くの方が 実感として感じていることでもあります。
この肝の働きが乱れやすくなる要因として、 次のようなものが挙げられています。
・慢性的な緊張やストレス
・我慢や気疲れの積み重ね
・イライラを溜め込みやすい性格傾向
・自律神経の乱れ
■ 経絡(けいらく)から見る「肝」と胃の不快感の関係
東洋医学では、体には 「経絡(けいらく)」という、 エネルギーの通り道のようなものが 全身に張り巡らされていると考えます。
なかでも、足の親指から すねの内側、脇腹を通って 胸まで続く経絡が、
「肝」と深く関わっているとされています。
この経絡の上、 足の甲、親指と人差し指の 骨の間あたりにあるポイントは 「太衝(たいしょう)」と呼ばれ、
古くから、気持ちの高ぶりを 落ち着けたいときに 使われてきた場所として知られています。
また、脇腹、肋骨の下あたりにある 「期門(きもん)」というポイントも、
胃のあたりの詰まった感じを やわらげたいときに よく知られています。
■ 体に現れる「肝」のサイン
問診をしていく中で、 胃の不快感を訴える方には、 いくつかの共通点があることに気づきました。
・食後にみぞおちが張る感じがする
・ため息が多くなった
・脇腹や肋骨まわりが硬い
・緊張すると食欲が落ちる、または増える
・肩や首、特に片側だけがこわばっている
こうした体のサインは、 肝の巡りが乱れやすい状態と 関連していることがある、と私たちは考えています。
真面目な人ほど、 自分の気持ちより、 周りへの配慮を優先してしまいます。
そんな毎日が続くと、 気づかないうちに、 体まで緊張し続けてしまうことがあります。
■ 全身のバランスから整えるという視点
三宮のひふみ整体では、 「胃の不快感」という結果だけを見るのではなく、 体全体のバランスを確認することを大切にしています。
具体的には、丁寧な問診と触診を通じて、 今、体のどこに一番負担が かかりやすい状態にあるのかを確認します。
そのうえで、東洋医学の経絡の考え方も取り入れながら、
姿勢・呼吸・自律神経・肝を含む内臓の状態など、 体全体を見ながらコンディションを整えていきます。
局所だけをほぐしても、 また同じことの繰り返しになってしまう。
だからこそ、体全体を一つのつながりとして捉える視点が 欠かせないと、10万人以上の方と向き合う中で実感してきました。
お腹まわりをほぐすことも、 もちろん大切なケアのひとつです。
ただ、それだけで終わらせず 「なぜ、そこに負担が集中しやすいのか」まで確認していく。
そこまで見て初めて、体全体のコンディションを 整えるお手伝いができると考えています。
なお、胃の不快感が続く背景には、 胃潰瘍や逆流性食道炎など、
医療機関での検査が必要な 病気が隠れていることもあります。
体重が減ってきた、黒っぽい便が出る、 強い痛みが続く、といった場合は、
早めに内科や消化器内科を 受診することが大切です。
■ 一人で頑張らなくて大丈夫です
セルフケアは大切ですが、 それだけでは追いつかないと感じる時期もあると思います。
「検査では異常がないのに、 胃の不快感がずっと続いている」
そんな状態が続いているなら、 それはあなたが気にしすぎているからではありません。
体全体からのサインかもしれません。
セルフケアを試してみてもなかなか変わらないと感じたら、 一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
三宮のひふみ整体では、全身整体を通じて、 体全体のバランスを確認しながら、 あなたのコンディションづくりに寄り添います。











