生理痛の原因は子宮にある、と思っていませんか?東洋医学が見る「肝」という視点

生理痛で悩む女性へ三宮の整体での東洋医学の考え方

毎月、生理のたびに鎮痛剤が手放せない。そんな状態が、もう何年も続いている——。

そういうお悩みをお持ちの方は、少なくありません。

今日は「なぜ同じ痛みが毎月繰り返されるのか」について、東洋医学の視点から考えてみたいと思います。

 

生理痛の原因は、子宮の問題だけとは限らない

生理痛というと、子宮そのものに原因があると考えてしまいがちです。もちろん、子宮の収縮や骨盤内の血流、ホルモンバランス、冷えなど、婦人科的な要因が関わっていることは事実です。

ただ、ひふみ整体では、生理痛を婦人科的な問題としてだけで片付けず、姿勢・冷え・自律神経・栄養・ストレスまで含めて、複数の視点から検査していきます。その中でも、東洋医学では「肝(かん)」の状態が、生理痛と深く関わっていると考えられています。

 

東洋医学が考える「肝」の働き

東洋医学でいう「肝」は、西洋医学の肝臓とは指し示す範囲が異なる概念です。代謝や解毒を担う臓器としての肝臓ではなく、体の中で気(エネルギー)と血の巡りをスムーズにする働き(疏泄)を担うものとして捉えられています。

この「肝」の働きが乱れると、気の巡りが滞り(気滞)、血の巡りも滞りやすくなる(気滞血瘀)と考えられています。骨盤内の血の巡りが滞れば、月経時の出血がスムーズに促されにくくなり、痛みとして感じられやすくなる——というのが、東洋医学的な見立てのひとつです。

 

「肝」と感情のつながり

東洋医学では、「肝」は感情の中でも特に「怒り」と関連づけられ、我慢やストレスの持続が気の巡りを滞らせる一因になると考えられています。

23年以上、神戸三宮で施術をさせていただく中で、生理痛の強い方に、感情を我慢しやすい、言いたいことを飲み込みやすいという傾向が重なって見られることがあります。

 

もちろんこれは一つの傾向であり、単独で結論づけられるものではありませんが、心の状態と体の状態は互いに影響し合っていると、ひふみ整体では考えています。

鎮痛剤は、痛みそのものを一時的にやわらげてくれるものです。ただ、気や血の巡りの滞りそのものにアプローチするものではないため、同じ痛みが翌月もまた繰り返される、ということが起こりやすくなります。

 

 今夜から試せる、3つのセルフケア

どれか1つからで大丈夫です。全部を完璧にやろうとする必要はありません。

– 長く息を吐く:鼻からゆっくり吸って、口から長く吐きます。呼吸を通して、気の巡りをゆるめる働きがあると考えられています。
– 肋骨まわりの力を抜いて呼吸する:胸だけで浅く呼吸するのではなく、肋骨まわりや横隔膜の緊張をゆるめながら、深く呼吸してみましょう。
– 言えなかった気持ちを紙に書き出す:誰かに送る必要はありません。飲み込んだ言葉を、そのまま紙に書き出してみるだけで構いません。

 

できた日を数えるくらいの気持ちで、無理なく続けてみてください。完璧にやろうとするほど力みが生まれ、それ自体が新たな滞りになってしまうこともあります。

 

毎月鎮痛剤に頼ってきたことは、弱さではありません

毎月鎮痛剤を飲んできたのは、体が弱いからでも、だらしないからでもありません。それだけ多くの感情を引き受けながら、日々を過ごしてこられたサインだと、ひふみ整体では捉えています。

なお、強い痛みが続く場合や、経血量にいつもと違う変化がある場合は、婦人科での確認も選択肢の一つとして考えていただくことをおすすめします。

 

 ひふみ整体でできること

ひふみ整体では、キネシオロジー・筋力テストなどの検査法を用いて、姿勢・呼吸・自律神経・栄養・東洋医学的な視点まで含めて、体の状態を確認していきます。生理痛を婦人科的な問題としてだけで片付けず、なぜその状態が続いているのかという視点から、一人ひとりに合わせて施術方針を組み立てています。

毎月の痛みと長く付き合ってこられた方は、一度体の状態を検査してみることも、一つの方法かもしれません。

 

この記事に当てはまる方へ

・毎月鎮痛剤が手放せない
・生理のたびに気持ちが沈む

どちらか思い当たる方は、ぜひ保存して、体調の変化を感じたときに読み返してみてください。

 FAQ

Q. 生理痛の原因は「肝」だけなのですか?
A. いいえ。婦人科的な要因(子宮の収縮・ホルモンバランス)に加えて、冷え・姿勢・自律神経・栄養なども関わっていると考えられます。「肝」はその中の東洋医学的な視点の一つです。

Q. 東洋医学の「肝」は、肝臓の病気と関係がありますか?
A. 東洋医学でいう「肝」は、気や血の巡りを指す概念で、西洋医学の肝臓(代謝・解毒を担う臓器)とは範囲が異なります。肝疾患を示唆するものではありません。

Q. 鎮痛剤を飲むのをやめた方がいいですか?
A. いいえ、鎮痛剤の使用についてはご自身の判断・医師の指示に従ってください。ひふみ整体では、痛みの背景にある体の状態を検査し、根本的な視点から整えていくお手伝いをしています。

 

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