シェーグレン症候群で疲れやすいのはなぜ?寝ても取れないだるさとの関係【神戸三宮】

 

「しっかり寝たはずなのに、朝から身体が重い」「少し動いただけでぐったりして、午後まで回復しない」

シェーグレン症候群と診断されている方から、こうした強い疲れやだるさについてのご相談をいただくことがあります。

 

シェーグレン症候群というと、目や口の乾燥が代表的な症状として知られていますが、実際には「疲れやすさ」「だるさ」に長く悩まされている方も少なくありません。

今回は、神戸三宮の自律神経専門整体「ひふみ整体」の視点から、シェーグレン症候群にともなう疲れやすさと、

寝ても取れないだるさの背景について、いくつかの角度から整理していきます。

 

シェーグレン症候群とは

シェーグレン症候群は、涙や唾液をつくる組織などに慢性的な炎症が起こり、目の乾き・口の渇きといった乾燥症状が続く病気で、医療機関で診断・治療が行われます。

乾燥症状のほかに、強い疲労感・だるさ・関節のこわばりや痛み・微熱っぽさなどをともなうことがあると言われています。

 

診断や治療は医療機関の領域であり、ひふみ整体で診断や治療を行うことはありません。

すでに通院されている方は、主治医の治療を続けることが基本になります。そのうえで、「検査を受けて治療もしているのに、だるさだけがなかなか抜けない」

という状態については、身体の使い方や生活習慣の面から見直せる視点もあります。今回はその部分についてお伝えします。

 

シェーグレン症候群で疲れやすくなるのはなぜか

疲れやすさの背景には、いくつかの要因が重なっていると考えられます。

まず、病気そのものにともなう要因です。慢性的な炎症がある状態では、身体がエネルギーを消耗しやすく、それだけで疲労を感じやすくなると言われています。

この部分は医療機関で経過を診てもらう領域になります。

 

もう一つ、見落とされやすいのが自律神経の関わりです。シェーグレン症候群では、体温・発汗・消化・血圧などを調整する自律神経の働きにも影響が及ぶことがあると指摘されています。

自律神経は、身体を活動モードにする交感神経と、休息・回復モードにする副交感神経のバランスで成り立っています。

このバランスが乱れ、交感神経が優位な状態が続くと、休んでいるつもりでも身体が回復モードに切り替わりにくく、疲れが抜けにくくなると考えられます。

つまり「シェーグレン症候群で疲れやすいのはなぜか」という問いに対しては、慢性的な炎症による消耗と、自律神経のバランスの乱れが重なっている可能性がある、というのがひふみ整体の理解です。

 

寝ても取れないだるさと睡眠の質の関係

「時間は寝ているのに疲れが取れない」という場合、睡眠の“長さ”ではなく“質”が関わっていることがあります。

交感神経の緊張が続いていると、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めたり、明け方に身体がこわばって目覚めたりしやすくなります。

深い睡眠の時間が十分に取れないと、日中の疲労を回復しきれないまま朝を迎えることになり、「寝たのにだるい」という感覚につながります。

 

また、乾燥症状によって夜中に口の渇きで目が覚める、それが気になって眠りが浅くなる、という形で睡眠が分断されることもあります。

乾燥症状そのものへの対応は主治医に相談する部分ですが、眠りの質を下げる要因が積み重なっていないかを一度整理してみることには意味があります。

 

ひふみ整体が考える、だるさの背景にある視点

ひふみ整体では、身体は不調のある場所だけが原因ではなく、姿勢・呼吸・自律神経・内臓・栄養・東洋医学・考え方などが互いに影響し合っていると捉えています。

シェーグレン症候群にともなうだるさについても、病気の要因を医療機関にお任せしたうえで、次のような視点が重なっていないかを確認します。

 

緊張が抜けにくい状態(過緊張)

ひふみ整体では、慢性的な疲れや不眠、こりなど一見バラバラな不調の背景に、交感神経が優位なまま緊張が抜けにくくなっている状態が共通して見られることがあると考えており、これを「過緊張」と呼んでいます。

これは医学的な診断名ではなく、臨床の中で使っている考え方の一つです。真面目で頑張り屋の方ほど、身体の緊張に気づきにくい傾向があります。

 

呼吸の浅さ・横隔膜の動き

胸だけで浅く呼吸する癖がついていると、交感神経が優位になりやすく、身体が休まりにくくなると考えられています。

呼吸は、自分の意識で自律神経に働きかけられる数少ない入口でもあるため、ひふみ整体では特に大切にしている視点です。

 

姿勢の癖

猫背や巻き肩で胸まわりが縮こまると、呼吸が浅くなりやすく、その分だけ回復のための時間が削られてしまうことがあります。

関節のこわばりをかばう姿勢が、別の部分の負担になっていることもあります。

 

胃腸の働きと栄養

自律神経の緊張が続くと、胃腸の働きが落ちやすくなります。

食欲が落ちて食事が細くなったり、血糖値が大きく上下する食べ方が続いたりすると、エネルギーの供給が不安定になり、だるさを感じやすくなると考えられます。

朝食を抜きがち、たんぱく質が不足しがち、という方はこの視点も見直したいポイントです。

 

東洋医学の視点(脾・腎)

東洋医学では、消化吸収してエネルギーをつくる働きを「脾」ととらえ、脾の働きが乱れると「だるさ」「身体の重さ」として現れやすいと考えます。

また、慢性的な消耗は「腎」の観点から捉えることもあります。体質や生活のリズムとあわせて見ていく視点の一つとして扱っています。

 

感情・考え方の癖

「これくらいで休んではいけない」「まわりに迷惑をかけたくない」という気持ちから、無理を続けてしまう方は少なくありません。

我慢や頑張りすぎが続くと、自律神経の緊張が抜けにくくなる要因になると考えられます。

このように、寝ても取れないだるさは一つの原因で説明できるものではなく、病気による要因と、身体の使い方・生活習慣の要因が絡み合っていることが多いと、

ひふみ整体では考えています。

 

ひふみ整体でできること・できないこと

ひふみ整体は医療機関ではないため、シェーグレン症候群そのものを診断したり治療したりすることはできません。

乾燥症状や炎症に対しては、主治医の治療を続けていただくことが前提になります。

 

そのうえでひふみ整体では、キネシオロジー・筋力テストといった検査法(身体の反応を確認するための検査)を用いながら、姿勢・呼吸・自律神経・生活習慣まで含めて、

なぜ身体が休まりにくくなっているのかという背景を、お一人おひとりの状態に合わせて確認していきます。

だるさそのものをゼロにすることをお約束するものではありませんが、身体が回復モードに切り替わりやすい状態を目指して整えていくことはできます。

 

ご自宅でできるセルフケア

朝、太陽の光を浴びる:起きてすぐに15分ほど自然光を浴びると、体内時計と自律神経のリズムが整いやすくなります。
ゆっくり長く息を吐く:鼻から吸って、吸う時間の倍くらいかけて口から吐きます。1日数回で構いません。
朝食にたんぱく質を少し足す:卵・納豆・ヨーグルトなど、手軽なもので構いません。血糖値の急な上下を穏やかにする助けになります。
ぬるめのお湯にゆっくりつかる:38〜40度程度で10分ほど。就寝の1〜2時間前が目安です。
足の指を動かす:床で足指のグー・パーをしたり、足指を広げるストレッチをしたりすると、全身の力みが抜けやすくなります。
– 「何もしない時間」を意識してつくる:頑張り続けている方ほど、あえて予定を入れない時間が回復につながります。

乾燥症状がある場合の水分のとり方や、運動をどこまで行ってよいかについては、必ず主治医にご相談ください。

 

おわりに

シェーグレン症候群にともなうだるさが長く続くと、「この疲れはもう仕方ないのかもしれない」と感じてしまうこともあるかもしれません。

ですが、疲れやすさの背景には、病気そのものの要因だけでなく、自律神経の緊張や呼吸の浅さ、睡眠の質、栄養のとり方など、見直せる部分がいくつもあります。

治療を続けながら、身体が休まりやすい状態を少しずつ整えていく。その積み重ねが、毎日の過ごしやすさにつながっていきます。

思い当たる要因が一つでも見つかれば、それは身体と向き合うきっかけになります。神戸三宮でシェーグレン症候群にともなう疲れやだるさにお悩みの方は、一度ひふみ整体にご相談ください。

 

FAQ

Q. シェーグレン症候群の疲れやすさは自律神経と関係がありますか?
A. 慢性的な炎症による消耗に加えて、自律神経のバランスの乱れが重なっている可能性があると、ひふみ整体では考えています。ただし自律神経だけがすべての原因というわけではなく、睡眠の質や栄養など複数の要因を合わせて見ていく必要があります。

Q. シェーグレン症候群と診断されていますが、整体で相談できますか?
A. はい。ひふみ整体では診断や治療は行わず、主治医の治療を続けていただくことが前提になりますが、姿勢・呼吸・自律神経・生活習慣のバランスをキネシオロジーなどの検査法で確認しながら、身体が休まりやすい状態を目指して整えていきます。

Q. しっかり寝てもだるさが取れないのはなぜですか?
A. 睡眠の“長さ”ではなく“質”が関わっていることがあります。交感神経の緊張が続くと眠りが浅くなり、日中の疲労を回復しきれないまま朝を迎えやすくなります。乾燥症状で夜中に目が覚めることも、眠りが分断される一因です。

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