腰痛にならない座り方

座りっぱなしでも、腰が痛くなる094558

座ると言っても、イスに座ったり床に座ったり、

イスでもソファーだったり、丸イスだったりいろいろです。

あなたはどんなイスに座る事が多いですか?

また、どんなイスに座ると腰が痛くなりやすいですか?

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会社でデスクワークする時間が長い人は、

「会社のイスは良いのを使っているので、めったに痛くならないんですよ~」という人もいます。

ん?めったに?

でもどんな良いイスでも痛くなることもあるってことですよね。。。

 

もう少し腰の筋肉の状態にも目を向けてあげると、

どんなイスでも座った時に、違和感なく座れて痛みの発生もぐっと抑える事が出来るのです。

どうやって座ると腰の負担は少なくなるのかというのを、

身体の構造を考えながらみていきましょう。

 

どうやって座ると腰の負担が少ないのか

立つときは、足裏全体で立つ方が、ぶれがなく安定します。

右足と左足の両方に同じくらい体重がかかっている事も重要ですね。

 

では、座るときはどうなのか?

お尻で座るわけなのですが、とくにある3点をしっかりと座面につけて座るのが基本です。

 

3点は、尾骨と坐骨です。坐骨は左右にあります。お尻の下、太ももの後ろ側の付け根のあたりにある

骨の出っ張りです。

あまりに浅くかけすぎたり、そり越しになっている状態だと、尾骨や坐骨がしっかりとついていない場合があります。

 

これは腰の筋肉を過度に緊張させてしまいますので、まずはこの3点を意識してみましょう。

尾骨をしっかりつけようと思うと、お尻全体がポチャッとつぶれた状態で、座っている事に気付きませんか?

こうすると、浅くかけた時よりも広い範囲で身体を支えている事になります。

 

なるべく大きな面積で上半身を支えるためにも、浅くかけるよりも深く腰かけた方が太ももの後ろまで使って支えられることになります。

 

 腰は丸くなって良い

3点を意識して座った時、腰は少し丸くなってもいいんです。

腰が反っている状態ではなくて、丸くなっている方がいいのです。

え?悪い姿勢じゃないの?腰が痛くなりそう・・・と思われたと思います。

 

立っている時の姿勢を横から見ると、

腰は少し反っていて、胸椎(背中の上部3分の2くらい)は丸まっていて、首はまた少し反っている状態が自然な楽な姿勢です。

下半身にもいくつか弓なりになっているところが必要で、脊中には3つの大きな湾曲があって体を支えている事になります。

 

でも座っている時は、背中に3つの湾曲は必要ないのです。

それは、つり橋を考えてみるとわかります。

かける橋が長いほど、つってあるロープ(材質は色々ですが)の弓なりになった部分は沢山あります。

沢山ある事で、力が分散して長い距離でも支えられています。

 

だから、立っている時は足裏から頭まで長いので、いくつか弓なりが必要で背中は3つ以上必要なのですが、

座っている時は、お尻から頭までの距離になるのでそんなに弓なりの部分は必要なくなるのです。

 

何となくイメージして頂けましたか?

 

この考え方でいくと、座っている時は弓なりはたくさん必要なくても身体が支えられるのです。

大きく背中全体が緩やかなカーブを描くだけで楽に支えらます。

とはいっても、丸くなりすぎるのももちろん良くありません。

 

今まで背筋を伸ばして!!という教育を受けてきた皆さんですが、

座るときは少し腰の緊張をといてあげて、軽く曲がった状態を作る事が腰痛を減らすカギとなります。

 

良い姿勢と楽な姿勢は違う

今までは「背筋を伸ばして座って」いる方が良い姿勢とされてきましたよね。

でも、それは筋肉にとって楽な姿勢ではありません。私たち徒手療法家からすると「過度に緊張を生む悪い姿勢」です。

いきなりそんなこと言われてもドキッとするので、楽な姿勢はもっと違うのですよとだけお伝えしておきましょう。

 

こんな実験をしてみましょう。

オードリーの春日さんのギャグのように、胸を思いっきり張って背中を反らした状態のまま、上半身を右へ左へねじってみてください。

次は、反対に少し背中を丸めた状態で、身体をねじってみてください。

 

どちらがねじりやすかったですか?

おそらく、背中を丸めた方が、腰からスムーズに回った感じがしたと思います。

「姿勢を良くしよう」として多くの方は、胸を張ってしまい過度に背中の筋肉を緊張させて、

本来の可動域まで動かせなくしてしまっているのです。

 

それが、肩こりや腰痛の原因となってしまっているのではないかと、ひふみ整体では考えています。

だから今日から、座っている時は、背中全体を軽く丸めていきましょう。

 

下は、今まで「良い姿勢」とされてきた姿勢 ↓        

頑張りすぎて、胸が張りすぎ、背中の筋肉が過度に緊張しています。

美幸良い姿勢

背中を丸めて座るポイント

1 肩の力を抜く

2 丸めすぎはダメ。背中全体にゆるやか~な丸みを作る。腰の緊張を解いてあげる感じ

3 顔・首は前に出さない

肩の力を抜かないと、常に背中の筋肉が上部へ引っ張られているし、重力に逆らって無駄に筋力トレーニングしている事になります。

肩の位置を下げるため、こまめに脱力しましょう。

顔・首が前に出すぎると、肩も前に出てきて、見た目がすごく悪くなります。こうなっちゃうとおそらく背中も丸まりすぎている状態になるので

注意しましょう。

あとは、お尻は坐骨がついたらそれ以上後ろはべっちゃりつけないようにすると、腰が曲がりすぎませんよ~。

膝は曲げて足の甲を地面に着くようにすると、もっと楽な姿勢が作れます。

 

下の写真は「楽な姿勢」 ↓

美幸楽な姿勢

これで、お尻が後ろまでつきすぎたり、肩や首が前に出てくると、背中が丸まり過ぎの「悪い姿勢」になります。 

美幸背中が丸まりすぎ

 

身体にとって「楽な姿勢」を身につけて、毎日の身体の負担を減らしてあげましょう~。

 

 

 

 

ひふみ整体は2003年10月に神戸、三宮の北野坂に開業しました。
兵庫県、三ノ宮の各路線(JR、阪急、阪神、地下鉄)から北へ徒歩約3〜5分。
関西近郊や、県外からも定期的に通われる方がいる整体院です。

「土台となる足元から全身を整え、諦めざるを得なかった人生を再チャレンジできる整体院」

をコンセプトに掲げ、今年で20年目を迎えています。

腰痛、肩こりはもちろん、

自律神経の乱れ(頭痛、めまい、不眠、疲れ、だるさ、吐き気、)による、様々な不調に対応しております。

現在、日本自律神経整体協会関西リーダで活動している、院長の大塚真也は、エネルギー療法、自律神経整体、キヅキヒーリング、リメディ療法、など、骨格筋にアプローチする手技だけではなく、様々な視点から身体をみることにより、

これまでに述べ、5万回以上、施術を行ってきました。

その中で培った経験と知識をもとに、うつ、不登校などにも対応しています。

その他、最新のトレーナーの知識も積極的に取り入れており、

身体の使い方からクライアントにあった提案をすることで、根本的な解決を目指しています。

足元を重視する整体で培った知識と経験のもと、三宮巻爪センターも併設しております。
「巻爪の原因は足の使い方によるものが大きい」という考えから、
「ただ矯正する」のではなく「一生巻き爪を繰り返さない」ことを目指して、

「徹底したアフターケア」「ゴルフボールでの足指のトレーニング」「歩行指導」などを取り入れています。

矯正器具は、「日本フットケア整体協会」指導の元、株式会社リフレプロジャパンの特許取得製品 、意匠登録製品(日本製)「巻き爪矯正インベントプラス」を使用しています。装着時は痛みがなく、様々な形の爪に対応可能。
神戸の巻爪センターの中では特に再発防止に力を入れています。

 

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