ゴルフで起こる腰痛

ゴルフで体を動かしても痛い腰
- 飛距離を伸ばしたくて、つい力が入っている
- いつも肩こりを感じている
- 普段背中が硬いなと感じる事はある
- 力を抜くのが、苦手だなと感じた事がある
- 片足重心で立つなど立ち方に癖がある
- 椅子に座ると必ず足を組みたくなる
これらに Yes と答えた方は、ゴルフをして体を動かしているのに、
腰が痛いというのを繰り返す可能性が高くなります。
異常がないのに痛い腰
腰痛を訴える方の80%以上は、病院に行っても、何も異常が見つかりません。
異常がないので、痛み止めの薬や、湿布をもらって帰る人がほとんどです。
中には、「安静にしましょう」と指示されたりもします。
安静にしないとダメなら、好きなゴルフができなくなってしまい辛いですよね。
痛みが引いたと思って、ゴルフを再開して、また痛くなるのも嫌ですね~。
でも、「異常がない」というのは、
レントゲンでわかるはずの「骨の異常」が見つからないということ。
椎間板が狭くなっているとか、
骨のトゲができている、といったような骨の異常がなくても、
筋肉には異常が起きているから、痛みが発生するのですよね。
ゴルフで痛くなる腰
では、どうして筋肉の異常が起こるのでしょうか?
通常、筋肉というのは、しっかりと動かせている状態が多いほど、柔軟性があるんです。
また、筋肉が伸び縮みする事で体液循環がうながされます。
だから痛みが出にくいし、改善も早いはずなのです。
それなのにゴルフをして、よく腰が痛くなるというのはどうしてなのでしょうか?
たくさん歩いているし、全身運動をしているのにな…と腰痛が出てしまうと悔しい思いをしていまいますよね。
ゴルフをしている人の腰の状態を考えてみましょう。
腰痛になる筋肉の状態
ゴルフは歩いたりする事も多いので下半身の筋肉も使います。
歩く事で循環も上がるので、カートに乗らずにたくさん歩く人の方が体液循環はいいはずですね。
ただし歩き方にかなりの癖があったりすると、
平坦ではないところを歩くスポーツですから、反対に歩く事で負担が増える場合もあるのでご注意を。
普段はデスクワークであまり動かずにじい〜っとして仕事をしていて筋肉が硬くなっているのに、
急に18ホールまで頑張って歩くというのも注意が必要です。
硬い筋肉は、循環が悪くなります。循環が悪いという事は、栄養素が届けられてない状態になり、
細胞が新しく生まれ変わる事ができません。
硬いまま筋肉をほったらかしにしておくと筋力低下に繋がるので、
久しぶりにゴルフをする時も注意が必要ですね。
ゴルフの予定が久しぶりに入ったら、数日前から軽く体を動かしておきましょう。
次に考えるのは、スイングの仕方です。
スコアを伸ばすためには、飛距離を伸ばす事を目標にスイングを気にしている人は多いですが、
ゴルフという競技は「狙ったところにボールを持っていく」
それがスコアを伸ばすのに必要なのかな、と思っています。
だから筋肉が連動してスムーズに動くのを意識することがポイントだと考えています。
ゴルフというのは、同じ方向へ体を捻ることの多いスポーツです。
スイングは、同じ方向に体をねじりますよね。
すると、同じ方向の筋肉ばかりが縮こまる事が多くなり、筋肉の伸び縮みのバランスが崩れてしまいやすいのです。それを繰り返していると筋肉の左右にバランスの差が出ます。
その差が大きくなって、一方は縮こまっているのに反対はそれに引っ張られて筋肉が伸ばされることで、
痛みが発生してしまうのです。
ゴルフをしていても、腰が痛くなる人とならない人の差はなんでしょうか?
それは、一番上のチェック項目に関係してきます。
もともと硬い筋肉を、そのままねじって、ねじって、一方は引き伸ばされということが繰り返されると
痛みが出やすいです。
たくさん捻る動作をしていても、普段から循環が悪くなくて、筋肉が柔軟であれば、左右・前後の筋肉の差と言うのは
出にくくなるんです。
だからゴルフをしたから出たというよりも、
普段から筋肉の状態を柔軟にして、左右差・前後差などがない方がいいですね。
こうすれば防げる
1。一番最初のチェック項目で、 Yes とならないような体作りをする。
2。ゴルフの前に、柔軟体操をする。
柔らかくしておきたいのは、骨盤周りと脇の下の筋肉です。最後にストレッチを紹介しているので参考にしてくださいね。
「脇の下」?!と意外に思われると思いますが、ここを伸ばしておくと、手だけのスイングになりません。
体ごと動かせるようになりやすいので、良いスイングになるし、体への負担も減ります。
3。スイングの時に、肩の力を抜いて、下腹部に少し力を入れる。
こうすると、体の軸が意識しやすくなって、ぶれることが少なくなり、体の負担が減ります。
また、いつもと反対へのスイングの練習や体をねじる動きを取り入れると、左右のバランスが整いやすくなりますよ。
4。その他にもある「筋肉を硬くする要因」を減らす。
他に、筋肉を硬くする要因ってなんでしょうか?
例えば、冷え。内臓の緊張。ストレス。睡眠不足などが考えられますね。
前日たくさんアルコールを飲みすぎてないか。
朝から冷たいものばかり取っていると内臓の緊張となります。
どうしても排除する事が難しいものもありますが、
体の中の状態も、筋肉の状態に影響してくるので、
自分の中で、排除できそうなものは頑張ってみてくださいね。
では、ストレッチの紹介です。
1.脇の下を伸ばします。 手写真の様にしっかりと持てる出っ張りを見つけ指先ではなくがっしりと持ちます。
左手で持つと、左の脇をのばすことになります。赤い↓の辺りがストレッチされます。
20~30秒キープしたら、左足を後ろへ引き、もう少し体を倒すと、腰までストレッチされます。
(赤い→の部分)
2.太ももの裏を伸ばします。
椅子に座ったまま出来るので、お仕事の合間にしてもいいですね~。
横から見た写真と前から見た写真です。体を前に倒すと、膝を曲げた方の太ももの裏が伸びます。
3.太ももの前を伸ばします。
太ももの前と後ろは、同じように柔軟にしておくと、骨盤の位置も安定しますので、必ずまえと後はセットでやりましょう。
手で引っ張るのではなく、曲げた膝を床に近づけるイメージでする方が深層筋までのびます。
ほかにも、骨盤をグルグル回すのもおすすめ。骨盤周囲を柔軟にしておくといいですね。
ゴルフと関係ない普段から、ストレッチしておくと、効果が上がります。
ストレッチも、ゴルフと同じで、久しぶりに頑張ってやろう!と気合を入れすぎると、ダメです。
ストレッチで、腰が痛くなった〜なんてことにもなりかねません。
ストレッチは力7分目で行い、呼吸は止めずに、回数はこまめにやりましょう。
ひふみ整体では、
一番上のチェック項目を Yes にしない体作りを応援しています。
いろいろ気をつけても改善しない、異常のない腰痛でお悩みの方は、一度ご相談くださいね。
ひふみ整体は2003年10月に神戸、三宮の北野坂に開業しました。
兵庫県、三ノ宮の各路線(JR、阪急、阪神、地下鉄)から北へ徒歩約3〜5分。
関西近郊や、県外からも定期的に通われる方がいる整体院です。
「土台となる足元から全身を整え、諦めざるを得なかった人生を再チャレンジできる整体院」
をコンセプトに掲げ、今年で20年目を迎えています。
腰痛、肩こりはもちろん、
自律神経の乱れ(頭痛、めまい、不眠、疲れ、だるさ、吐き気、)による、様々な不調に対応しております。
現在、日本自律神経整体協会関西リーダで活動している、院長の大塚真也は、エネルギー療法、自律神経整体、キヅキヒーリング、リメディ療法、など、骨格筋にアプローチする手技だけではなく、様々な視点から身体をみることにより、
これまでに述べ、5万回以上、施術を行ってきました。
その中で培った経験と知識をもとに、うつ、不登校などにも対応しています。
その他、最新のトレーナーの知識も積極的に取り入れており、
身体の使い方からクライアントにあった提案をすることで、根本的な解決を目指しています。
足元を重視する整体で培った知識と経験のもと、三宮巻爪センターも併設しております。
「巻爪の原因は足の使い方によるものが大きい」という考えから、
「ただ矯正する」のではなく「一生巻き爪を繰り返さない」ことを目指して、
「徹底したアフターケア」「ゴルフボールでの足指のトレーニング」「歩行指導」などを取り入れています。
矯正器具は、「日本フットケア整体協会」指導の元、株式会社リフレプロジャパンの特許取得製品 、意匠登録製品(日本製)「巻き爪矯正インベントプラス」を使用しています。装着時は痛みがなく、様々な形の爪に対応可能。
神戸の巻爪センターの中では特に再発防止に力を入れています。