腰椎椎間板ヘルニアでも大丈夫。痛くない整体法で改善。
腰椎椎間板ヘルニアでも諦めなくていい。
最初に言ってしまいますが、椎間板ヘルニアだと言われても、諦めないでください。
痛みなく過ごす事って可能なんですよ。
決して改善しないものでもありません。
医学界では、変形したり飛び出したりした髄核は元に戻らないと言われていましたが、
近年違うということが発表されましたね。
飛び出した部分がなくなったり、縮んたりすることがMRIからわかってきました。
ただ、ヘルニアになるべくしてなっているので、
どうしてそうなったのか?その原因を取り除いたり、ケアをしていく事が必要です。
上手に付き合っていけば、痛みなく生活が出来ますので、
諦めてほしくないのです。
実は、ヘルニアの方でも、必ず痛みがあるわけではありません。
また、実際に腰が痛くて悩んでいる人の8割以上の方が、
ヘルニアでもなく、骨などにも異常が見つからず、原因不明といわれているのです。
その原因のほとんどが、レントゲンでは異常がわからない「筋肉」なんです。
だから、この「筋肉」をしっかりとケアしていけば怖くありません。
「椎間板が狭くなってるから仕方ない」
「骨が変形しているならもう無理…」
なんて事を思っていることが、より腰痛を改善しにくくしてたりもするのです。
詳しくはこちらを読んでもらえると分かります。
今日は、
椎間板ヘルニアについて簡単にご紹介した後、
どうして痛みなく過ごせるのか、
ご自分でできるケア方法も後半に述べていきますね。
椎間板ヘルニアとは
背骨は、大きな一つの骨ではなくて、椎骨という骨が24個重なってできています。
椎骨は、首に7個、胸椎12個、腰は5個あるんですね。
腰の椎骨の下には、仙骨というほねがあり、その両側に骨盤がくっついています。
その椎骨の間には、椎間板という軟骨組織があり、クッションの役割をしています。
椎間板は線維輪というものの中心に髄核というものがあります。
これが背骨の簡単な説明ですが、なんとなくイメージできましたか?
硬い椎骨と椎骨の間に、柔らかい椎間板が挟まれているのですね。
挟まれているといえばハンバーガー。
ちょっとハンバーガーを想像してみましょう(^^)
椎骨が、パンのところで椎間板が中のお肉です。
片方を強く押して食べてると後ろからお肉が飛び出してきちゃいますよね。
あれと似たようなことが背骨で起きているのが、椎間板ヘルニアです。
ヘルニアという言葉には、「飛び出す」という意味あいがあるんです!
だから椎間板の中の髄核が、飛び出す状態のことを椎間板ヘルニアと言います。
腰で起これば、腰椎椎間板ヘルニア。
首でおこると、頚椎椎間板ヘルニアということになります。
腸が飛び出してくる脱腸のことを鼠径ヘルニアとも言います。
腸が飛び出してるってことなんですね。
背骨は、頚椎・胸椎・腰椎からなるのですが、胸椎で起こることは少ないですね。
腰での発生が一番多く、その次が首での発生となります。
どうして腰でヘルニアが起こりやすいのかというのは、
ヘルニアの発生原因を見ていくとわかっていただけると思います。
ヘルニアの発生原因
椎骨と椎骨の間には、椎間板があるということでしたが、
それらがずれないように、前縦靭帯や後縦靭帯というもので、カバーしています。
椎骨の間にある、椎間板が、前や後ろにずれないようになっています。
でも、背骨に同じ方向の圧がかかると、椎間板の片方だけがへしゃげてきます。
例えば、前にかがむ姿勢が多いと、前方にかかる圧がずっとある状態ですね。
その状態が過度に長い時間だったり、
その姿勢で筋肉が固まってしまうと、
椎間板の前方だけ幅が狭くなり、中心にある髄核が後ろへ押されてしまいます。
この状態が「ヘルニア」です。さっきのハンバーガーの例と同じです!
そして飛び出した髄核や、へしゃげて後ろへ押し出された線維輪などが神経に触れると「痛み」「しびれ」がでます。
ヘルニアの状態があるからといって、必ず痛みがあるわけでは無いのです。
神経を圧迫しても実は痛みがおきないことがほとんど。
ではなぜ痛いのかというと、
線維輪の変形によって、周囲の靭帯などがずっと圧迫されて炎症が起きているからなんですね。
この炎症が引くと痛みがおさまることも多いのです。
だからヘルニアの状態があっても、痛みなく生活していくことはできるんですね〜。
医療機関で、「椎間板の幅が狭くなっている」とか、「椎間板が変形している」と言われても、
きちんとケアしていけば、「ヘルニア」になることも防ぐこともできますし、普通に生活が送れますので、安心してください。
でも、
ヘルニアになりそうな人は、それまでの生活の中で、
「ヘルニアになるくらい、不均等で過度の圧が背骨にかかっている」ことは間違いないです。
だから、まずは次の2つのことをしていく必要があります。
① 自分の日常生活の中でどういった姿勢が、椎骨に負担がかかっているのかを知ること。
② 背骨を支えている周囲の筋肉を柔軟に保つこと
自分の日常の動きや姿勢で、かけてしまっている負担はできるだけ軽くしていってあげる一方で、
背骨周囲の筋肉を柔らかくしてあげていると、その姿勢のまま椎骨の状態が固まるのを防ぎますので、
日常の中で、どうしてもこの動作をしないといけないということがあっても、
そんなに負担にはならないのです。
②のように筋肉を柔軟に保つ効果は、椎骨へ負担がかかり続けることを防ぐだけではありません。
筋肉が柔軟なら、体液の循環もスムーズに行われます。
炎症があっても、早く回復しやすいというわけです。
ヘルニアにならない為に予防をしよう
今からお伝えする予防策は、ほとんどの方が対象です。
今は腰や背中に違和感やはった感じがない人も、
すでに椎間板が狭くなってると言われてしまった人も、
ヘルニアの手術をしたことのある人にもお勧め(^^)
実は、ヘルニアの手術をした人の4年後の腰痛発症率は、
ヘルニアと言われたけど手術していない人と同じくらいと言われています。
だって痛みの発生原因となっている椎間板を手術したとしても、
椎間板にかかる根本の原因は変わっていない、取り除けていない。
ただ、手術が必要と言われる場合もあります。
例えば、肛門の周囲に痺れがでたり、脊柱の大部分を占めるような大きなヘルニアでは、
膀胱直腸障害が起こる可能性が高くなってしまうので、早めに手術を受けられた方が良いかと思います。
だから医師の判断を仰ぐことも大切です。
どういった姿勢が椎骨に負担になっているのか、
どの姿勢が負担がかからないのか、
どんなセルフケアをしたらイイのか、を知らないと、
また、椎骨の負担が増えてヘルニアや腰痛になる可能性があるのです。
椎間板から髄核が飛び出して神経を圧迫したりしないように、
負担をかけていることを取り除いていかないといけません。
椎間板は、加齢と共に狭くなってきたりします。
椎間板の弾力も加齢とともに段々と失われていくんです。
だから、寝たきりになりたくないすべての人にこのケア方法をお勧めします。
先ほど言ったように、同じ方向の圧がかかり続けていると、
椎間板がへしゃげてしまうので、へしゃげた椎間板をなるべく早く解放してあげる必要があるんです。
だから、前かがみの姿勢が長い人は、その姿勢をした後、
反対に反らす姿勢をしましょう。
痛みがある方や、高齢の方は
立ってするよりも、うつ伏せに寝て、
胸の下に枕を入れるとか、
できそうなら、肘をついて床を押すようにして状態をおこすのがいいです。
写真を参考にしてください↓
次は反らす動作が多い人むけ。
バレーボールやテニスのサーブなどの時は、反対に反らす動きが多くなります。
そういった動きの多いスポーツをしている方や、
立ちっぱなしの仕事をしていて、腰が反っている人は、
反対に前にかがむ動きの方がいいのです。
寝てしたい方は、
どうするかというと、仰向けに寝て、膝を抱える動きです。
痛みがある人は、
仰向けになって、膝が90度に曲がる所で椅子に足を乗せておきましょう。
できそうなら、ゆっくりと椅子に置いた足の膝を胸の方へ近づけます。
痛みが出たらその場所でキープします。
20秒ほどして元に戻すと言うのを繰り返します。
3〜5回して痛みがましになってくるようなら体操が合っているので続けてみてください。
痛みが変わらない、もしくは強くなる場合はすぐに体操をやめてくださいね。
どちらの体操も、痛みがあっても無理ない程度で行ってもokですが、
痛みが少なくなっていかないといけないので、ご自分でチェックしましょう。
[チェック法]
立って、前かがみで痛いのか、反らしていたいのか、どちらの方が痛みが強いか確認します。
どこまで体を曲げたら痛いのかも覚えておいてくださいね。
痛みが出るところで止めて、20秒自然に呼吸します。そして元に戻る。
これを3〜5回繰り返して、さっき痛かった方へ体を曲げて痛みがましになっているとか、
さっきより楽に曲がるなら、体操が合っていると思われるので続けてみてください。
痛みが強くなったり、この体操をするのが怖いなと思ったらやめてくださいね。
ひふみ整体でのアプローチ
ヘルニアの方や、ヘルニアの危険性が高い人は、
① 自分の日常生活の中でどういった姿勢が、椎骨に負担がかかっているのかを知ること。
② 背骨を支えている周囲の筋肉を柔軟に保つこと
この2つが大事でしたよね。
ひふみ整体では、施術と同時に、皆さんに①を知ってもらうことを心がけています。
施術時間以外で、あなたの体を管理できるのはご自身しかいません。
まずは知ってもらうことってすごく大事で、その意識があると色々な気づきが生まれるのです。
日常生活の中で、人ぞれぞれ負担のかかる姿勢があるので、それを知ってもらい極力、減らしてもらいます。
そして体にとって楽な姿勢を心がけてもらいます。
何も体を変えない状態で、意識だけで「楽な姿勢」を心がけるのは難しいですが、
施術でその楽な姿勢を作っていくので、このイメージを持ってもらいつつ、負担は減らすことで、
楽な姿勢で入れる時間がどんどん増えていきます。
背骨のカーブが正常でない方は、椎間板への負担が増えてしまいます。
カーブを正常に近づけるためには、
骨盤の傾きや、首の位置、背骨を支えるために必要な周囲の筋肉の柔軟性、この3つを整えます。
また、足裏の安定性をアップさせることで、
足裏全体で地面を踏みしめられるようになるんです。
すると部分的だった脚の筋肉への負担が減るので、
足元を安定させることは、骨盤の傾きの改善には欠かせないんです。
足元が安定すると首の位置も安定しやすくなるんですよ。
施術を受けることでポカポカしたり、手足が暖かくなるという人が多いです。
筋肉が柔らかくなり、関節が大きく動くようになるので、体液循環も上がると考えています。
体液循環がアップするということは、
痛みを出す物質や、老廃物などが早く除去されて、
栄養素もきちんと届けられるということで、回復速度も早まると考えられますね。
ひふみ整体ではあなたのお力になれるよう、
スタッフ一同、精一杯施術させていただきます。
一人で悩まずにまずはお気軽にご相談くださいね。
ひふみ整体は2003年10月に神戸、三宮の北野坂に開業しました。
兵庫県、三ノ宮の各路線(JR、阪急、阪神、地下鉄)から北へ徒歩約3〜5分。
関西近郊や、県外からも定期的に通われる方がいる整体院です。
「土台となる足元から全身を整え、諦めざるを得なかった人生を再チャレンジできる整体院」
をコンセプトに掲げ、今年で20年目を迎えています。
腰痛、肩こりはもちろん、
自律神経の乱れ(頭痛、めまい、不眠、疲れ、だるさ、吐き気、)による、様々な不調に対応しております。
現在、日本自律神経整体協会関西リーダで活動している、院長の大塚真也は、エネルギー療法、自律神経整体、キヅキヒーリング、リメディ療法、など、骨格筋にアプローチする手技だけではなく、様々な視点から身体をみることにより、
これまでに述べ、5万回以上、施術を行ってきました。
その中で培った経験と知識をもとに、うつ、不登校などにも対応しています。
その他、最新のトレーナーの知識も積極的に取り入れており、
身体の使い方からクライアントにあった提案をすることで、根本的な解決を目指しています。
足元を重視する整体で培った知識と経験のもと、三宮巻爪センターも併設しております。
「巻爪の原因は足の使い方によるものが大きい」という考えから、
「ただ矯正する」のではなく「一生巻き爪を繰り返さない」ことを目指して、
「徹底したアフターケア」「ゴルフボールでの足指のトレーニング」「歩行指導」などを取り入れています。
矯正器具は、「日本フットケア整体協会」指導の元、株式会社リフレプロジャパンの特許取得製品 、意匠登録製品(日本製)「巻き爪矯正インベントプラス」を使用しています。装着時は痛みがなく、様々な形の爪に対応可能。
神戸の巻爪センターの中では特に再発防止に力を入れています。