足底筋膜炎の原因
足裏が痛い足底筋膜炎は、まず炎症をとる事が必要
一般的には、
安静にしたり、
鎮痛消炎剤を用いたり、
湿布を貼る・冷やすなどの処置をとるわけです。
ひふみ整体では、
急性期の48時間を過ぎている場合、
もっと直接的に炎症をとるべく全身の循環を上げていきます。
スポーツなどを頑張りたい、お仕事だから足を安静に出来ないという人も多いので、
動きながらでも、痛みを緩和するように心がけています。
冷やしてばかりで、安静にしていると全身の循環が悪くなります。
炎症が治まったかのように思えても、循環が悪いと回復が遅くなるので、
安静にしておくことは、急性期以外はお勧めしていません。
痛みが治まったから、運動を再開して痛みがぶり返すという事も多いので、
炎症をとる事を同時に、
なぜ炎症が起きたのかを見極めて、
その原因を取り除いていかないと、再発予防にはならないと考えています。
足底筋膜炎になりやすい原因
①足のアーチが正常でない
足のアーチというのは、土踏まずの部分が凹んでいるかどうかです。
へん平足の方は、足のアーチが少なくなってしまっていますね。
ジャンプやダッシュの衝撃を吸収してくれるはずのアーチがないので、
筋肉に大きな負担となります。
足のアーチは、縦のアーチと足指の5本をつないでいる横アーチもあります。
これがしっかりないと指が、1本ずつ使えませんし、指をあげる筋肉がだんだんと弱ってきます。
そうすると、モートン病などの他の痛みも引き起こしてしまいます。
足のアーチは縦も横も重要だし、アーチがなさすぎても、高すぎてもいけません。
では、どうすれば、足のアーチが正常になるのか、、、
足の裏が硬いから、硬いところをグギグイ揉むとアーチが作られるわけでもありません。
足首の柔軟性や、ふくらはぎの柔軟性、
足指を動かす筋肉をバランス良く鍛えることも重要となってきます。
②指上げ歩きになっている
指を上げてしまって、足の指で地面をとらえることなく歩いてしまっている人がとても多いです。
足底筋膜炎を起こす筋肉というのは、
足の指を反らせる動きをするために必要な筋肉が多いのですが、
指をずっとあげたままだと、それらの筋肉はずっと伸ばされたままになってしまい、柔軟性を失います。
ずっと引き伸ばされたままだと、過緊張になってしまい、筋肉はやがて筋力低下を起こしていくのです。
他にも、肩こりや腰痛といった全身への影響や、
うつ等の精神的疾患へのかかわりも指摘されている「指上げ歩き」は早くに改善しておいた方がいいですね。
指上げ歩きとしていると、
裸足になっても指が曲がったままだったり、
指の上にタコが出来たりします。
また、
指上げ歩きをしていると、普段使っていないので指を動かすことが出来なくなってきます。
自分の意思で、足指を開いたり、親指だけあげたり下げたり、タオルをつかんで持ち上げるなどの
動作が出来なくなってきます。
初めは手で補助しながらでもいいので、指を開いたり閉じたり、いろいろな動きをしてみましょう。
慣れないと脚がつってしまう事もあるかもしれませんが、がんばって動かしていきましょう。
足指が全部べチャットついて、指を使って歩けるようになる簡単なトレーニングをご紹介しています。
良かったら、参考にしてくださいね。
③足首がかたい
足首がかたいことも、衝撃の吸収が出来ない原因となります。
そして、足裏の筋肉への負担が増えます。
足首が、真っ直ぐでないなども、力の加わる部分が限定されてきます。
足首は、内反(足を投げ出して座った時に、足裏が内側を向く状態)してしまう人が多いですが、
この状態も改善していかないといけません。
足首を柔らかくするためには、
アキレス腱・ふくらはぎの筋肉を柔らかく保つ必要があります。
④足裏の部分的に体重がかかっている
先ほどの指上げ歩きにもつながってきますが、
指を含めた足の裏全体でベちゃっと地面を踏み込めていますか?
部分的に体重がかかっていなければ、
特定の筋肉に負担が大きくなるという事もありません。
かかとのすり減りが部分的に多いところがあれば、要注意です。
部分的に体重が乗っている可能性が高いです。
こうなってしまうさらなる原因としては、
肩の位置が悪い、(巻き方、肩こりなど)
頭が前に出ている、
骨盤の傾きが正常でない、という事が考えられます。
以上4点が、体から見たよくある原因です。
足裏に痛みが出ているとしても、足裏だけではなく、脚だけでもなく
全身のバランスから改善し、足裏への負担を軽くしていかなければ再発予防にはなりません。
炎症を起こす好発要因
つぎは、体の事ではなくて、環境として足底筋膜炎になりやすい原因を考えてみましょう。
① 体重が重い
② 靴が合っていない
③ 運動後クールスプレーなどを使って筋肉を冷やしてばかりいる
④ 硬い地面の上でばかりトレーニングしている
⑤ 今の筋肉に対して、運動量が多すぎる
⑥ 休息が不十分である
など。
ご自分であてはまっていないか、一度考えてみる必要があるでしょう。
痛みを我慢しながら体を動かしていると、
必ずバランスが崩れてきます。
また、痛みを感じないようにしようとして、
だんだんと筋肉や神経のレベルが下がります。
それは、運動をする人はもちろん避けたい事ですし、
運動以外で痛みを出したような人も、
他の部位の痛みにつながる事なので、早めに対処してほしいなとおもいます。
ひふみ整体は2003年10月に神戸、三宮の北野坂に開業しました。
兵庫県、三ノ宮の各路線(JR、阪急、阪神、地下鉄)から北へ徒歩約3〜5分。
関西近郊や、県外からも定期的に通われる方がいる整体院です。
ひふみ整体では、
「土台となる足元から全身を整え、諦めざるを得なかった人生を再チャレンジできる整体院」
をコンセプトに掲げ、今年で20年目を迎えています。
腰痛、肩こりはもちろん、
自律神経の乱れ(頭痛、めまい、不眠、疲れ、だるさ、吐き気、)による、様々な不調に対応しております。
現在、日本自律神経整体協会関西リーダで活動している、院長の大塚真也は、エネルギー療法、自律神経整体、キヅキヒーリング、リメディ療法、など、骨格筋にアプローチする手技だけではなく、様々な視点から身体をみることにより、
これまでに述べ、5万回以上、施術を行ってきました。
その中で培った経験と知識をもとに、うつ、不登校などにも対応しています。
その他、最新のトレーナーの知識も積極的に取り入れており、
身体の使い方からクライアントにあった提案をすることで、根本的な解決を目指しています。
足元を重視する整体で培った知識と経験のもと、三宮巻爪センターも併設しております。
「巻爪の原因は足の使い方によるものが大きい」という考えから、
「ただ矯正する」のではなく「一生巻き爪を繰り返さない」ことを目指して、
「徹底したアフターケア」「ゴルフボールでの足指のトレーニング」「歩行指導」などを取り入れています。
矯正器具は、「日本フットケア整体協会」指導の元、株式会社リフレプロジャパンの特許取得製品 、意匠登録製品(日本製)「巻き爪矯正インベントプラス」を使用しています。装着時は痛みがなく、様々な形の爪に対応可能。
神戸の巻爪センターの中では特に再発防止に力を入れています。