デスクワークの腰痛

       デスクワークの腰痛の原因

  • 一日デスクワークでほとんど動かず、筋肉が固まっている感じがする
  • デスクワークをしていると、じっとしていても腰が痛い
  • イスから立ち上がる時、腰をかばっている
  • 立ちあがっても腰がすっとまっすぐ伸びない

 

これらは、デスクワークをしている人の中で、

特に腰痛の経験がある人のほとんどが感じている事ではないでしょうか。

 

イスを変えてみたり、ストレッチしてみたりしても少し楽になる程度で、慢性的に悩んでいる人はとても多いですね。

でも、原因を知って、ストレッチもポイントを押さえてすることで、効果に差が出てくるんですよ~。

 

 

イスに座った状態だと、腰の筋肉に上半身の重み全てがかかる事になります。

すると、下半身への神経が出ている仙骨の辺りも圧迫されて、脚にしびれが出たり、

股関節もずっと曲がったままなので、下半身への体液循環が悪くなり、脚がむくんだりだるくなったりしやすいんですよね。

 

 

動かないから腰痛になる

ではなぜデスクワークで腰痛になるのでしょうか?

イスが合わない・・・姿勢が悪い・・・パソコンのせい? いろいろと思い当たると思いますが、

一番の原因は「動かないから」腰痛になります。

 

現代の日本人とは違い、今も何キロも歩いて狩りをしてサバンナや森の奥で暮らしている民族があります。dbae3b51e8bfe70b1bd0721ed69c35a4_m

デスクワークよりも重労働ですが、彼らは腰痛はないそうです。

私たちも、少し前までは何キロも歩いて目的地に行ったり、農作業をしたりしていたのに、

一日何時間もじっと座ってパソコン作業なんかをするようになってから多くの人が腰痛になったのではないでしょうか。

 

本来、動いて、循環して代謝してきた人間の体をじっとさせておくから無理が出るのです。

 

子どもは、「じっとしなさい」といっても、じっとできないですよね。

寝ている時も、ゴロゴロ動き回りますよね。

あれが本来の姿、身体は本能的に動いて、循環を促しているのです。

 

筋肉が固くなる原因

動かないから、硬くなるのですが、

他にも筋肉を硬くする原因があります。

 

デスクワークの腰痛をお持ちの方にも多くみられる3つの習慣。

1.冷え

冷蔵庫のお肉は固いですよね。温めると柔らかくなります。腰の筋肉も同じです。

冷房や薄着で筋肉を冷やしてはいませんか。

一日の終わりは、湯船につかり筋肉を温めましょう。

 

2.内臓の冷え、疲労

内臓を動かしているのも平滑筋という筋肉です。でも、身体を動かす骨格筋とは違って、自分の意志では伸ばしたりできません。

つまりストレッチ出来ないので、余計に気をつけてあげないとだめなのです。

冷たい飲み物や、暴飲暴食などが多いと内臓が冷えて疲労します。そして硬くなります。

すると腰の筋肉まで硬くしてしまうのです。

 

3.睡眠不足、夜更かし

身体が回復するホルモンが沢山出る期間に寝ていないと、

筋肉を作る細胞が元気な新しいものに生まれ変わる力を弱めます。

そして筋肉が硬くなったりするのはもちろん、

身体全てが細胞で出来ていますから、身体のエネルギーが落ちます。

症状としては、ストレスに弱くなったり、だるさが抜けなかったり、肌が荒れたりなどですね~。

 

 

どのくらい動けばいいのか

「動かないから腰痛になる」

なんとなく、運動不足やから腰、痛くなるんやろな〜

知ってるでって人もいると思います。

だから運動不足解消のためにちゃんと運動してるよって方もいますよね。

 

仮にウォーキングを一日に30分したとします。

そのあとデスクに2時間以上座りっぱなしで仕事をしていたら、直前の30分のウォーキングも全く効果がないというデータもあるくらいなんです。

 

だから、一度にたくさん動くというよりは、

こまめにイスを立って歩いたり、

1時間に一回くらいは、簡単なストレッチをするなどしないといけません。

 

そして普段から、筋肉を柔軟に保つ努力をした方がいいですね。

最後にご紹介するストレッチは、自宅でもやってもらえるといいですね~。

 

 

あるお客様は、

「週末になれないイスに座ってから、腰が痛いんです。会社のイスはとてもいいイスを使っているので、あまり腰痛にならなかったのですが、

それからは、その良いイスに座っていてもどんどん痛くなってきます」と来院されました。

さらにお話を聞くと、「ソファーでも、ダメな高さがあって、そういうのに座ると腰が痛くなります」との事。

診てみると、腰の筋肉はがちがちに固まり、仙腸関節は固くなって仙骨が後ろにでっぱってしまっていました。

前から見ると骨盤の左右の高さは指1本半くらい違います。

 

骨盤、仙腸関節をゆるめて可動域を大きくすると、骨盤の高さも同じになりました。

イスも座りやすくなったように感じたそうですが、椅子が座りやすくなったわけではなくて、

骨盤や腰の筋肉がゆるんでいる状態だから、イスの形に体が無理なく合わせられるようになったんですよね。

 

このように、動かない事で、筋肉がカチカチに固まっていて、

これは座れるけど、これは無理とか。この姿勢は出来るけどこれは無理とか。という遊びの少ない状態になってしまっている人が多く見られます。

 

 

もちろん、身体がすごく無理をしないといけない姿勢に自分を持っていく必要はないですが、

筋肉が柔軟なら、どのイスでも座りやすいという事です。

 

ひふみ整体では、筋肉を柔軟にする事はもちろん、

同じイスに座った時に、少しでも腰の筋肉に負担の少ない姿勢になるよう骨盤の調整をしたり、

どういったことに注意すればいいか、今の体の状態に合ったアドバイスをしています。

 

関節の可動域を、少しずつ大きくしていくので、気付いたら前かがみになりやすかったという声をいただいています。

可動域が大きいと、同じ動作でも循環がアップするのですね~。

 

デスクワークの腰痛にならない為に

ココまで読んでいただいたら、

とにかく動く事が大切なんだとわかっていただけたでしょうか?

 

全身を動かす事が一番ですが、会社ではなかなかそれもやりにくいですよね。

でも、我慢して筋肉の硬さを無視していると、突然の腰痛に悩まされてしまいます。

 

それまで、動かさない筋肉になっていると、循環がわるくなり、筋肉が新しい柔らかい筋肉に生まれ変わる事を妨げています。

だから、いざ施術をして回復させようと思っても改善に時間がかかる事が多いのです。

 

普段から動かす癖をつける大切さはこういった事にもあるのですね。

 

では、会社でもやってほしいストレッチをご紹介します。

腰を前後に動かす

左右に動かす

回す(腰を回旋する動きです)

この3つの動き全部がスムーズにできると腰痛のリスクはかなり減ります。

 

ただし、痛くない程度に行ってください。

無理して伸ばそう!と頑張ると逆効果になる恐れもあります。

筋肉の状態を感じながら、呼吸を止めずに、ゆっくりと、優しい刺激で行う事が基本です。

呼吸を止めずに、10秒以上は1ポーズをキープして行います。

前後の動きを3〜5回。横も回旋も、3〜5回位行うと良いでしょう。

1.この姿勢から始めます

腰痛体操前

腰痛体操横

イスには浅く腰かけてやりましょう。

 

2.肘は、少し近づけながらお腹を見るように背中を丸めます。

この時息は吐きます。

腰痛体操前屈

 

3.息を吸いながら、ゆっくりと腰を反らし斜め上を見ます。

肘も開いて胸を開くようにしましょう。

腰痛体操 はいくつ

 

4.最初の位置から、今度は、右へ倒れます。息を吐きながら行います。

腰痛体操 右

5.ゆっくりと最初の位置に戻り、また息を吐きながら左へ倒れます。

左

4と5のポイントは、腰を伸ばす方ではなくて縮める方の意識です。

左右に傾いても、両方のお尻に体重が乗っているようにしましょう。

右へ倒れるときは、左の方の力をなるべく抜いて、右ひじを床につけるイメージで行います。

 

 

6.最初の位置から、上半身をねじります。息を吐きながら右へねじります。

回旋右

この時のポイントは、視線を最初

に動かしてから身体が回旋して行くイメージで行いましょう。

同じように左も行います。

 

痛みや筋肉痛が出たらストレッチはやめておきましょう。

自分に合ったストレッチがもっと知りたい方、ポイントが分かりにくい方は、施術の際にご質問してくださいね。

 

 

 

ひふみ整体は2003年10月に神戸、三宮の北野坂に開業しました。
兵庫県、三ノ宮の各路線(JR、阪急、阪神、地下鉄)から北へ徒歩約3〜5分。
関西近郊や、県外からも定期的に通われる方がいる整体院です。

「土台となる足元から全身を整え、諦めざるを得なかった人生を再チャレンジできる整体院」

をコンセプトに掲げ、今年で20年目を迎えています。

腰痛、肩こりはもちろん、

自律神経の乱れ(頭痛、めまい、不眠、疲れ、だるさ、吐き気、)による、様々な不調に対応しております。

現在、日本自律神経整体協会関西リーダで活動している、院長の大塚真也は、エネルギー療法、自律神経整体、キヅキヒーリング、リメディ療法、など、骨格筋にアプローチする手技だけではなく、様々な視点から身体をみることにより、

これまでに述べ、5万回以上、施術を行ってきました。

その中で培った経験と知識をもとに、うつ、不登校などにも対応しています。

その他、最新のトレーナーの知識も積極的に取り入れており、

身体の使い方からクライアントにあった提案をすることで、根本的な解決を目指しています。

足元を重視する整体で培った知識と経験のもと、三宮巻爪センターも併設しております。
「巻爪の原因は足の使い方によるものが大きい」という考えから、
「ただ矯正する」のではなく「一生巻き爪を繰り返さない」ことを目指して、

「徹底したアフターケア」「ゴルフボールでの足指のトレーニング」「歩行指導」などを取り入れています。

矯正器具は、「日本フットケア整体協会」指導の元、株式会社リフレプロジャパンの特許取得製品 、意匠登録製品(日本製)「巻き爪矯正インベントプラス」を使用しています。装着時は痛みがなく、様々な形の爪に対応可能。
神戸の巻爪センターの中では特に再発防止に力を入れています。

 

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