頭痛の種類で違う対処法
あなたはどの頭痛タイプでしょうか
筋緊張性頭痛
片頭痛
群発性頭痛
これは全て、日常的に繰り返し起こる頭痛と言われています。
原因となる疾患がないことが特徴です。
ほかには、風邪の時や二日酔いの時にも頭痛が出ることがありますよね。
これは原因がわかっているし、その原因が取り除かれれば頭痛はなくなるはずです。
急激な痛みを伴う頭痛は、脳の病気に伴う頭痛かもしれませんので、気になる頭痛があれば医療機関を受診しましょう。
どこも病気でないのに頭痛が起こる人
先ほど書いた3つの慢性頭痛は、疾患が無いのに頭痛が起こるというものでしたね。
でも、病気としての疾患が無いのであって、必ず痛みが出る原因というのがあるはずです。
それぞれ痛みを出す原因というのが違っていて、しかも原因は1つではない事がほとんど。
いくつかの頭痛を誘引する事柄が重なった時に「頭痛」を引き起こしてしまうのですね。
「筋緊張性頭痛」
これは、頭を締め付けるような痛みが、繰り返し起こります。頭痛がおこると数十分で収まったり一週間続く事もあります。
動いたり、温めたりして血流が良くなると頭痛も緩和されるのが特徴です。
緊張性頭痛は、体のストレスと心のストレスの両方が大きくかかわっています。
首や肩、背中だけでなく頭にも筋肉ってあるんです。
こういう所の筋肉が硬くなると、体液循環が悪くなる。それで筋肉の中に老廃物が溜まりやすくなって、痛みの原因となっちゃうのです。
肩や首がこるような姿勢をずっとしないとダメだとか、パソコン業務で頭が硬くなっているとかといった体のストレスが多いと体液循環が悪くなるという事ですね。
心のストレスが大きいと、肩に力が入って凝りやすかったりするという要因もあります。
でもそれだけじゃないんです。
心のストレスが多い状態=つまり神経が緊張した状態が続くと
脳の『痛みをコントロールする力』がきちんと働かなくなってしまい、実際には筋肉に緊張が無くても頭痛を引き起こしてしまったりするんです。
対処法 筋肉が緊張して起こるわけですから、筋肉の緊張をといてあげて、循環をアップしてあげるといいですね。
体を動かしたりストレッチや入浴などで筋肉をほぐしてあげましょう。
こういう事は心のリラックスにもつながりますし、もっと積極的に自分の好きな事をしたりリラックスする方法を自分で知っていると良いですよね~。
緊張性の頭痛は出てしまったら、温めてあげるというのが一番なのですが、それでは根本解決にはなりません。
ですから、ひふみ整体では、筋肉を柔軟にして、体液循環を上げるだけでなく、
今までの癖や姿勢で硬くなりやすかった筋肉に負担のかからない姿勢や動きが出来るように調整したりアドバイスを行っていきます。
「片頭痛」
これは、頭の片方だったり、両方だったりがずきんずきんと脈打つように痛くなります。週に1~2階や月に1~2回頻発して、痛みがある時は吐き気を伴ったりすることも。動くと余計にずきんずきんがひどくなるので寝込んでしまったり、仕事が手に着かない人もいるくらいです。
とても辛いですね。
普段忙しくストレスの多い人がホッとした時に起こる事も多いので、『週末頭痛』なんて言われたりもします。
目がちかちかしたりするような前兆がある人もいれば、何もなく起こる人もいます。
頭の血管が拡張して起こるとか、拡張した血管が三叉神経を圧迫して起こるとかが原因とされています。
ホルモンバランスとも深い関係があるようで、男性より女性に多いですね。妊娠中や閉経後はエストロゲンが減少するので改善される人もいます。
痛みを誘発する原因が色々と考えられますし、人によって違います。
自分は何が誘発要因なのかというのを知っておくのも必要かもしれませんね。
食品の中でも、チーズやチョコレート赤ワインなどで引き起こされる人がけっこういます。人ごみや騒音が誘発要因となる人もいるようですね。
普段の生活で気をつけたい事は、睡眠時間を規則正しく、食事もきちんと取りましょう、ってこと。
運動は人によっては、痛みを引き起こすこともあるので過度な激しい運動は止めた方がいいですね。
対処法 片頭痛の対処法は、緊張性とは違い、こめかみのあたりを冷やした方が楽になることが多いです。
「群発性頭痛」
これは、筋緊張性や片頭痛に比べて数は少ないです。
ある期間にだけ起こるということで、群発性と言われています。
多いのは、春先や秋初めの季節の変わり目から頭痛が起き、痛み始めると毎日のように頭痛が1〜2ヶ月続くというもので、
それ以外の時期はなんともないというのが特長です。
女性が多い片頭痛とは違い、40代くらいの男性が多いです。
女性の4、5倍の方が男性に多いのですが、その理由ははっきりしていません。
「対処法」
群発頭痛は、そのメカニズムがまだ解明されていないことも多いので、対処も難しいのですが、
タバコやアルコールが誘発原因となっていることが多いようです。
ですから、ご自分の誘発原因を取り除くことが重要です。
頭の血管の拡張が関係していると言われているので、温めるよりも冷やしたほうがいいでしょう。
気圧の変化なども、神経を過敏したり血管が拡張する原因となるので、飛行機や山登りは避けたほうがよく、
温度の変化も急激にならない環境を作りましょう。
鎮痛剤も効かないほどなので、酸素を吸入したり、薬物で発痛を抑えるなどの処置があります。
頭痛の予防をしましょう
☆緊張性と片頭痛の対処法は全く反対となるので気をつけましょう。
群発性は、メカニズムがまだ解明されていない部分も多いので、ここでは緊張性と片頭痛について書いていきますね。
緊張性では、温めると頭痛がましになるのでしたね。
これは血流が改善されると良いということです。
頭皮も、肩や首、背中までも筋肉が硬くなっていることで引き起こされますので、
それらの筋肉を、普段から柔軟にして循環を悪くしないことがことが大切ですね。
片頭痛の場合の体の状態を考えてみます。
硬い筋肉のなかで流れにくくなっている血管が、急に太くなったりすることと、
筋肉も柔らかく体液循環もスムーズに流れて老廃物のない状態で血管が太くなるのと、どちらか体にとって負担だと思いますか?
おそらく、硬い物を無理に太くしたり細くしたりするよりも、やわらかいものを太くしたり細くしたりする方が、負担が少なそうだなと感じるでしょう。
血管というのは、自律神経の働きで勝手に細くなったり太くなったりしつつ血流のバランスを取っています。
ですから、太くなったり細くなったりを止める事は出来ないのです。
ただ、そうすることの負担を減らしてあげる事が出来ます。
やはり筋肉を柔軟にしておく事や、普段から体液循環をスムーズにして老廃物の溜まっていないカラダ作りをする事は、
どちらの頭痛にも効果がありそうだとおわかりいただけましたか?
筋肉を柔軟にすること=筋肉に負担のない姿勢や動きをすることも大事
内臓がしっかり働ける環境を整える事=冷えや歪みの無い体で自律神経の働きを正常化する事が大事
体液循環を良くすること=血液・リンパ液・脳脊髄液の循環をスムーズにすることが大事
これらが出来れば、頭痛の生活ともサヨナラできるのです。
ご自身でのセルフケアでもできることがあります。
肩を回してみたり、伸びをしてみたりは、辛くなる前に普段からしておきましょう
ご自分にあった予防法をぜひみつけてくださいね。
ひふみ整体は2003年10月に神戸、三宮の北野坂に開業しました。
兵庫県、三ノ宮の各路線(JR、阪急、阪神、地下鉄)から北へ徒歩約3〜5分。
関西近郊や、県外からも定期的に通われる方がいる整体院です。
「土台となる足元から全身を整え、諦めざるを得なかった人生を再チャレンジできる整体院」
をコンセプトに掲げ、今年で20年目を迎えています。
腰痛、肩こりはもちろん、
自律神経の乱れ(頭痛、めまい、不眠、疲れ、だるさ、吐き気、)による、様々な不調に対応しております。
現在、日本自律神経整体協会関西リーダで活動している、院長の大塚真也は、エネルギー療法、自律神経整体、キヅキヒーリング、リメディ療法、など、骨格筋にアプローチする手技だけではなく、様々な視点から身体をみることにより、
これまでに述べ、5万回以上、施術を行ってきました。
その中で培った経験と知識をもとに、うつ、不登校などにも対応しています。
その他、最新のトレーナーの知識も積極的に取り入れており、
身体の使い方からクライアントにあった提案をすることで、根本的な解決を目指しています。
足元を重視する整体で培った知識と経験のもと、三宮巻爪センターも併設しております。
「巻爪の原因は足の使い方によるものが大きい」という考えから、
「ただ矯正する」のではなく「一生巻き爪を繰り返さない」ことを目指して、
「徹底したアフターケア」「ゴルフボールでの足指のトレーニング」「歩行指導」などを取り入れています。
矯正器具は、「日本フットケア整体協会」指導の元、株式会社リフレプロジャパンの特許取得製品 、意匠登録製品(日本製)「巻き爪矯正インベントプラス」を使用しています。装着時は痛みがなく、様々な形の爪に対応可能。
神戸の巻爪センターの中では特に再発防止に力を入れています。